プレロード擁壁

プレロード擁壁
プレロード擁壁
鋼矢板を弓形にたわませた当社独自の擁壁

より強固な壁体を構築

矢板を斜めに圧入して壁体を作った後、壁体の上部付近にプレロード載荷を行って弓形にたわませた、当社独自の擁壁です 。
たわんだ壁体は元のまっすぐな形
に戻ろうとします。その力を利用して背面の盛土をより強固に押さえつけることで、通常の鉛直の擁壁よりも強固な壁体となります。また、通常、土は繰り返し負荷がかかると硬くなります。プレロード載荷を行って、掘削した底面の地盤へ事前に負荷をかけておくことで、完工後に負荷がかかっても変位が生じにくい擁壁が構築できるのです。荷重を支える支保工や控え壁の省略が求められるケースなどに有効です。

【特許第6249622号】